私のポーカー戦略を公開
初めまして、PokerPieroと申します。このページでは私がポーカーで普段行っている戦略を公開していきます。 基本的にテキサスホールデムポーカーのルールや用語等を理解されている方向けです。初心者の方に 参考になれば幸いです。私はポーカーを10万ハンド以上打ち、主にPokerStarsやKKPokerでプレイしています。 上級者には物足りない内容かもしれませんが、ポーカーを始めたばかりの方には役立つかと思います。
参加ハンド
ポジションにもよりますが、A10、AJ、AQ、AK、AA、K10、KJ、KQ、KK、Q10、QJ、QQ、QK、 J10,JJ、JQ、JK、ペアハンドなら55以上で参加しましょう。具体的にはUTGから参加可能な 強いハンドでタイトがいいと思います。スートの方が好ましいですね。
BB,SBなどの良いポジションなら9・10,10・Jのスートでストレートやフラッシュ狙いで参加も ありだと思います。22~44の下ポケもとりあえずフロップだけ見に行きます。 5・10や2・3などのゴミカードは必ず捨てます。稀にヒットしますがチップの 無駄の方が大きいかと。
プリフロップ戦略
最初のレイズ額でハンドを推測されないように、不規則にBBの2~3倍レイズを打ちます。リンプは基本的に しませんが、AAやKKを悟らせないようにリンプすることはあります。リンプも賛否両論ですが相手を 騙すのには有効なのかなと思います。
また、トーナメントなどでショートスタックの相手が後ろにいる場合、こちらが非常に強いハンドなら あえてリンプし、弱いハンドに見せかけて相手からのブラフ」オールインを誘うのもいいですね。
スチール(5倍~10倍レイズで他の参加者を下して最初のチップを総取り)も時々しますが、AK、 JJ以上で。弱いハンドでブラフスチールもしますがリスチール(他者にスチールをやり返される)も 怖いのでほどほどに。頻繁なスチールは自爆しやすいです。
逆にやたら参加率の高いプレイヤーがいた場合、弱いハンドが多いのでスチールを狙うのが 正攻法です。ただコールされた場合はブラフベットで降しにいくか、チェックして 様子をみるなど臨機応変にいきましょう。
AA、KKならプリフロップでのオールインもOK。特に最初に5倍レイズをして、リレイズされたら オールインしても相手は割とコールしてくれます。それもJJやQQでコールされればオイシイですね。 ただ相手がスリーカードになって捲られると怖いのでPokerStarsなら「キャッシュアウト」と使って 確率通りのリターンにするのがおススメです。
ペアハンドならとりあえず参加してフロップを見に行き、上手くヒットしてスリーカードになれば 美味いですが、下ポケだと相手もスリーカードで負けることもありますが、その辺は運かなと思います。 セットは見抜かれにくいので有効ですが、ボードもよく見てフラッシュなど引かれる前に手を打つのも 重要です。
フロップでセットが完成したら、トーナメントなどでは一気にオールインするのもアリ。トップペア& トップキッカーの相手などはコールしてくれることもしばしばあります。
ヒット・オア・フォールド
フロップでヒット(役が成立)せず、レイズされたら即フォールドするやり方。最小限の負け額で済むので 安全でお勧めです。特に初心者は無理にコールしやすいので、フォールドを増やすのも大事だと思います。
レイズ・オア・フォールド
これはフロップでノーヒットでも、ブラフで安めにレイズして相手を降ろす(フォールドさせる)方法。 リレイズされたらフォールドします。慎重な相手には結構有効かと思います。
スロープレイ
基本的には悪手ではありますが、フロップでスリーカードやフラッシュなどの強い役が出来た場合は スロープレイもアリかなと思います。特にブラフが多い相手やすぐにフォールドする相手には有効かと 思います。
負ける確率は上がりますが、勝てば大きいのがスロープレイ。ただしフラッシュドロー(ボードで同じ マークのカードが2枚落ちた時)は警戒してレイズしていきます。またクワッズになったら負ける心配が ほぼ無いので迷わずスロープレイします。ストフラは滅多にないので。
ストレートを察知するべし
画像はストレートで勝った時のもの。相手もツーペアだったのでオールインにコールしてくれたのですが ボード的にストレートが察知しやすい状況ですね。常にボードを見て任意の2つの数字を入れてストレート になっていないか、あと1枚でストレートになりそうか把握するクセをつけましょう。
ストレートはやや気が付きにくい役でもあるので、見落としやすいですがこれを見落とさないようになれば 結構大きく負けにくくなるかなと思います。画像は「10、J、Q、K、A」のストレート。
また、状況によってはストレート同士で負けることもあります。仮にボードが「A4567」となり、こちらが 3をもっていればストレート「34567」が成立しますが、相手が8のカードをもっていれば 「45678」なのでこちらが負けます。もしこちら側が「89」をもっていれば「56789」なので ストレートで負ける心配はないです。
「ワンペアでオールインするな」
これは大変有名な格言。ワンペアはそれ程強くなく、リスクが大きいのでワンペアではオールインしない 方が賢明です。同じように自身がワンペアの時に相手にオールインされてもコールしない方が賢明です。 大抵はツーペア以上のハンドでオールインを仕掛けられている場合がほとんどです。
画像はこちらのツーペアでのオールインにワンペアでコールした例。ワンペアでオールインはなるべく しないようにしましょう。大抵負けます。
フラッシュを察知しよう
フラッシュはストレートと比べて察知しやすく、同じマークのカードがボードに3枚落ちたら警戒しましょう。 2枚までならフラッシュは起きませんが、あと1枚でフラッシュになる「フラッシュドロー」の状態なので こちらがワンペア以上なら強めにレイズしてコールさせない方法が有効です。
画像はフラッシュで勝った時のもの。同じマークが3枚落ちて、途端に相手が強気なレイズをしてきたら フラッシュの可能性が高いです。自身がAハイフラッシュなら安心ですが、K以下なら要注意。 この時はQハイだったので心配でしたが、相手はフロップからレイズしてきたのでフラッシュでなく ツーペアと判断して正解でした。
スリーカードでも安心しない
これも稀にあることですが、こちらがスリーカード(333)になって勝てると思っていたら、相手は(777) で負けるパターン。これを避けるには、やはりなるべく上の数字の3カードを狙っていくしかないですね。 具体的には下ポケ(22)や(33)でスリーカードでも安心しない事ですね。
画像はAのスリーカードで勝った時のもの。相手は9のスリーカード。9もそれなりに強いですが、 やはり状況によっては負けてしまう例です。
ポケットペアを過信しない
55,99などのハンド(ポケットペア)は確かに強いですが、それもあくまで状況によります。AAでさえも ただのワンペアになってしまう場合もあります。ポケットペアを引いたからといって過信は禁物です。
うまくスリーカードやフルハウスになれば最高ですが、より上の数字のカードがボードに落ちてレイズ されたら、潔く諦めるのも大事です。無理をしても画像のような結果に終わる事も多いですね。 相手は88を引けて嬉しかったのか、リバーまで無理をして惨敗です。
意外と負ける!フルハウス
フルハウスは確かに大変強く、Aハイフラッシュにも勝てるハンドですが、場合によっては大きく負けやすい ハンドです。ボード次第ともいえますね。具体的には相手もフルハウスでより上の数で負ける事が多いです。
画像はフルハウス同士で勝った時のもの。あいては「666KK」のフルハウス。こちらは「KKK44」の フルハウスです。ボード的にKKK66以外には負けないハンドなのでオールインしました。K6は考えにくい ハンドなので。
対策としては、ボードに落ちているカードを見て、自身がより強い数の フルハウスなら一応安心です。フルハウスだからといって安易にオールインに応えないようにしましょう。 弱い数のフルハウスが出来ていてオールインされたら、思い切ってフォールドする勇気も必要です。
また、例えばボードが「QQQ29」となって、相手が9を持っていて「QQQ99」のフルハウスと仮定した 場合、もしこちらが「JJ」などの上位のペアであれば「QQQJJ」で勝てます。相手にJJは察知できないので うまく嵌めて勝てることもありますね。
なお同じ数のカードが3枚落ちたら要注意です。こちらもフルハウスが揃いやすいですが、相手は フォーカードの可能性もあります。この場合はリバーまで様子を見て、オールインされたら相手はまず フォーカードなので(ブラフもあるかも)僕なら降ります。
強い役が出来ても安心しない
スリーカードやストレートが揃った場合、「やった!」という気持ちになりやすいです。しかし、まだ 安心はできません。相手がより強い役が出来る可能性も残っています。フラッシュやフルハウスが起きる 状況かどうか監視するクセをつけましょう。
画像は相手がストレート(10~K)で、こちらは8ハイフラッシュ。ボード的にストレートの可能性の方が 高く、相手がAハイでなさそうだったのでさほど心配はなかったですね。
フォーカード、ストフラはオールインで。
滅多に出ない役のフォーカードとストフラ。これは毎回オールインでOKだと考えます。負ける心配が ほぼ無く、せいぜい10回に1回程度しか負けないはずです。つまり最低9割は勝てるので、オッズ的にも 全く問題ないですね。
具体的には、フォーカードで毎回$10ドル賭けたとします。10回中9回勝ち、1回負けて$10ドル 失っても10回トータルで+$90ドルという計算です。私PokerPieroはフォーカード、ストフラ合わせて 10回以上引いてオールインしていますが、まだ1度も負けた経験はないですね。
ブラフ(Bluff)を使いこなせ
ポーカーの華ともいえるブラフ。これはバランスが大事かなと思います。ブラフが多すぎるとバレやすい ですし、少なすぎてもダメです。一般にブラフしすぎ、ブラフしなさすぎの方が多いようです。
私PokerPiero的には、「相手がもっていなさそうなカードが落ちたらブラフする」ようにしています。 例えば、相手がAJなどのビッグカードでしか参加しないプレイヤーに対し、フロップで「264」なら ブラフして様子を見ますね。
また、ブラフがバレても逆にチャンスがあります。「こいつはブラフ野郎だ」と思われますから、 こちらはバリューベットに切り替えて、フロップで1番上のカードがヒットしたらバリューベットします。 「どうせブラフだろう」と相手はコールしやすいです。
ブラフとバリューをバランスよく混ぜるのが、おそらくベストではないでしょうか。また、リバーでストレート やフラッシュが揃わなかった場合、ブラフオールインして逃げる手法もありますがリスクが大きいので おススメしません。
画像はフラッシュドローでブラフ失敗した例。「降りない相手にブラフするな」も有名な格言ですね。
テルを見破れ
「テル」とは、クセの事。これはライブポーカー(実際にポーカーテーブルとトランプ、チップを使う)で よく使われるテクニックです。相手が強気な様子、表情なら実はハンドが弱く、自信のなさそうな表情や 沈黙を守っているようならハンドは強い、という傾向があります。つまり実際とは逆の態度を取りやすい。
これはオンラインポーカーでも「テル」はあります。レイズに対してコールするのがやけに長い場合、 迷っている表れではありますが、「迷ってるふり作戦」といって実際は最強ハンドが多く、コールする までの長さはあまり参考になりません。
逆に、オンラインで警戒すべきテルは「異様にアクションが速い」ものです。スナップコールや、レイズが 異様に速い場合は、相手は絶対的に勝てる自信をもって最速の操作をしています。「勝てる」から急ぐわけ ですね。この場合は、僕は降りるのが正解だと思っています。
なお、このテルを逆手にとって高速スナップリレイズで相手を不安にさせてフォールドさせる手もあります。 どちらにせよ超高速なレイズ、リレイズは最大限警戒しましょう。相手が強いハンドの時、妙に操作が速く なかったですか?以前の対戦を思い出してみてください。
レイズ額は自信を示す
これは相手のレイズ額から、具体的なハンドの強さ、役の強さ、自信を推測するもの。フロップで安くレイズ してくれば「あー様子見てるな」と分かりますし、フロップでポット分レイズしてくればトップヒットだなと 分かります。
相手がストレートドロー、フラッシュドローの心配があるならポットよりも大きくレイズして ハンドブロック(役が出来ていない相手にコールしにくくさせる)も有効です。
私PokerPieroの場合は、フロップでコールして欲しい時はハーフポット分レイズし、相手を降ろす、 勝負する時はポット分打つようにしています。ポットの3割、7割打つのもアリです。
相手が妙に安くレイズしてくる場合は、小さい役かフラッシュなど強い役を警戒している証拠です。 ベット額から相手の役、はたまた具体的なカードの数も推測できる場合もあります。
同額レイズ
こちらがワンペアやツーペアの場合によくやる手です。レイズ額でハンドが読まれないように、例えば フロップで10BB、ターンで10BB、リバーでも10BBレイズするもの。「同額レイズ」と命名して います。毎回同じ額を打つので、相手はハンドの強さが読めません。
ワンペアからスリーカードくらいまではあり得るベット額なので、かなり相手は嫌がります。 相手にハンドを読ませないテクニックとしてはお勧めですね。
エクスプロイトする
複数のプレイヤーと対戦している時、動きの悪い、明らかなビギナーが見受けられる場合は、その相手 に狙いを絞るのも有効。ブラフが多いのか、バリュー一辺倒なのか見極めて対戦し、降りやすいなら ブラフし、バリューならベット額で役を推測するのもいいですし、弱いハンドでオールインにコールする タイプならプレミアハンドで畳みかけるなど、弱点を突いた戦略を行いましょう。
外国人別プレイヤー傾向
私PokerPieroが、色々な外国人と対戦して感じた傾向、レベルを独断と偏見で解説します。 国によって若干プレイヤーレベルは違うと感じています。
ロシア人プレイヤー
プレイヤー人口も多く、日本との時差が少ないので最も当たりやすい。レベルの幅が最も広く、上手い人は とんでもなく上手いですが、下手な人もチラホラ。やや慎重な傾向なのでブラフ推奨。
カナダ人プレイヤー
全体的にレベルが高く、要警戒。バリューベットを好みブラフキャッチが得意な印象。手堅く攻めるか トリッキーなハンドで攻めるのが有効かと思います。
イギリス人プレイヤー
レベルの幅は広いと感じますが、慎重でタイトアグレッシブ(TAG)が多い印象。ルースに切り替えるか、 こちらもタイトで慎重に戦うべき。ブラフ&バリューで無理しないのがベスト。
アメリカ人プレイヤー
ほとんどの州で禁止されているので、有料ポーカーではあまり見かけない。ただポーカーの本場だけあって スーパーアグレッシブにプレイする印象。タイトでパッシブに行くのが無難。
メキシコ人プレイヤー
全体的にラフにレイズしてくる印象。ツーペアで即オールイン多し。ブラフしない人が何故か多いので ブラフで時々惑わして対戦するのがおススメ。
スペイン人プレイヤー
非常に強い。テーブルで同卓したら即他のテーブルに移動したくなるレベルで強い人多し。プレミアハンド やAKのみで参加する人も見たので、僕は避けるようにしています。
ブラジル人プレイヤー
ややブラフが多く、ルースもタイトもいる印象。強いハンドでも弱めのレイズで確実にポットを膨らませる 方もいればラフに打つ人も。慎重に戦わないと負けやすいです。
「迷ったらフォールド」
大きく負けない為に、これが一番大事かもしれません。フロップでいきなりオールインされて迷う時など、 相手が何の役か分からない、こちらはまあまあのハンド。もちろんブラフもありますが、特に初心者の方 は「迷ったらフォールド」するようにしましょう。
大抵はペアハンドでとんでもない役か、ワンペアでもAキッカーなどが多く、負ける可能性が高い場合が 多いです。
リーディング
これは相手のハンドを推測する技術。1枚、または2枚を推測します。相手のベット額や自身のハンドから 推測します。自分がAKを持っている場合は、相手はそれ以外のカードを持っている確率が高くなります。 2~6まではなかなか持っていないので、なるべく読めるように経験を積みましょう。
ポーカーは確率と経験、そして運が絡むゲームです。搾取されずに、楽しくポーカーを打って 世界的に愛されているテキサスホールデムを満喫してくださいね。